ガチなシャツ
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目次
Excelで小数点以下があるときだけ小数点を表示したい。
じょじお社内で下記のような相談を受けました。
小数点以下がある時は小数点以下を表示したいが、小数点以下が0の場合は小数点以下を表示したくない。さらにカンマ区切りも適用させたい。
表示形式を「標準」にするだけでは要件を満たせなかった。
じょじおデータの表示形式を標準にするだけだと問題がありました。
▲上記だけを実現するのであれば、セルの”表示形式”をデフォルトの”標準”にしておけば要件通りになるのですが・・・
▲しかし、例えばカンマ区切りを適用すると「標準」が自動的に「通貨」になってしまうので・・・
▲小数点以下が0の場合も表示されてしまいます。
じょじお以上のようにExcel に標準で用意されている表示設定だけでは
Excelで小数点以下があるときだけ小数点を表示する方法！
「条件付き書式」を使う方法！
じょじお条件付き書式を使えば可能でした。
ぽこがみさま下記の手順で設定を行います。
やること
- 全体に共通の設定を行う（表示形式：標準、カンマ区切り）
- 小数点以下が0の値だけに条件付き書式で個別設定を行う
条件付き書式の設定方法
1. 基本の書式設定を、列全体に行う
STEP
列全体の表示形式を「標準」にします。
▲列全体を選択して表示形式を「標準」にします。
STEP
列全体を選択してカンマ区切り設定をオンにします。
▲カンマ区切りにしました。このままですと上の図の赤枠ところのデータ「10,000,001.00」のように小数点以下が表示されてしまいますで、次の項で条件付き書式設定を追加します。
2. 例外の書式設定として条件付き書式を列全体に追加する
STEP
データ領域を選択して「条件付き書式」をクリックします。
▲データ領域を選択して「条件付き書式」をクリックします。見出し（ヘッダー）の部分は含めません。
STEP
「新しいルール」をクリックします。
▲「新しいルール」をクリックします。
STEP
「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択して数式を入力します。
▲「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。
=MOD($A2,1)=0
▲上の数式を入力します。今回はA列2行目からデータを選択しているので$A2,1と書いています。データ領域のアドレスに合わせて変えてください。
じょじお小数点以下が0のときの条件を書きます。
ぽこがみさま「数点以下が0のとき」は、１で割ったときの余りが0になるはずです。なので余りを求めるmod関数を使って表現しています。
STEP
「書式」をクリックします。
STEP
書式を設定します。
▲「表示形式」タブを選択 し、分類「ユーザー定義」をクリックします。種類のところに下記を入力します。
=MOD($A2,1)=0
じょじお以上の設定で「1で割ったときの余りが0のデータのときだけ、小数点以下を表示しない」という条件付きの完成です。
結果を見てみましょう。
じょじお先程まで「10,000,001.00」と表示されていたデータの小数点を消すことができました。成功です。
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まとめ
じょじお条件付き書式を使って、小数点の表示方法を分岐させる方法について紹介しました！
ぽこがみさまこのブログではRPA・ノーコードツール・VBA/GAS/Pythonを使った業務効率化などについて発信しています。
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